language exchange~日本語2つの特徴
2013.06.22
カテゴリ:日本語教授ポイント
language exchange~日本語2つの特徴
1つめの特徴
日本語では常に修飾される語が修飾される名詞の前に必ずくることです。
どんなに長い文が修飾する場合でも名詞の前にきます。
これは言われるまで当たり前だと思っていた人が多いかもしれません。
例) 佐藤さんがデパートで買った、きれいな本
後ろから修飾する表現は、例えば英語の関係代名詞がそれにあたります。
This is a beautiful book which Mr Sato bought at the departmentstore.
2つめの特徴
人称表現が豊かであるということです。
例えば「私」という人称表現ですが英語では"I"だけですが、日本語には立場や状況によってたくさんの表現があります。
『ぼく』「俺」「私」「わたくし」「小生」など聞いただけで話主の立場やその状況が想像できます。
これは、相手の立場を考えることを重視した、日本語コミュニケーションの中では、自然と必要なものとして産出されたものではないでしょうか。
日本語を教えたり、学んだりする前に、このような特徴を学ぶことも大切かもしれませんね。