language exchange外国語聴解力カリキュラム
2013.05.06
カテゴリ:外国語学習ポイント
language exchange外国語聴解力カリキュラム
カリキュラムNO3 ラジオ講座の活用
学習技能 | 発話力/聴解力 |
---|---|
学習方法 | ①ラジオ講座の時間を調べて、1週間の予定表を作成する ②テキストを見ないで、ラジオ講座の先生の指示に従って練習する ③聞き取れない内容をテキストで確認する |
学習Point | ①ラジオ講座の良いところは、目からの情報がなく、音だけで判断し理解する必要があるので、聴解力が鍛えられるところです。 また講師による解説があるので、内容の理解を助けてくれます。テレビ講座もありますが、聴解力を鍛えるには、ラジオ講座を勧めます。英語に関して言えば、講座の種類も豊富です。 時間があれば、以下の3つの講座を聴くことを勧めます。 A自分のレベルより一つ下のレベルの講座 B自分のレベルに合った講座 C自分のレベルより一つ上のレベルの講座 Aを聴く場合は、全部暗記することを心がけましょう Bを聴く場合は、聞き取れるところを暗記しましょう。 また聞き取れなかったところを、必ず確認し、次に聞いた時に聞き取れるようにしましょう。 Cを聞く場合は、どのぐらい聞き取れるのかチャレンジしましょう。この場合は、聞き取れなくても気にせずに、次の目標として位置づけしましょう。 ②テキストを見てしまうと、目からの情報が強くなってしまうので、テキストは購入しないことをお勧めします。 ③聞き取れない内容は後でテキストで確認しても良いと思いますがテキストで確認する習慣を持ってしまうと、後でテキストで確認すれば良いと考えがちになってしまいます。 ラジオ講座は再放送もありますので、もしわからない箇所があれば、再放送を確認するなり、ラジオ講座を録音して、何度も聞くようにしましょう。音だけで学習できる機会、場、環境は、実際なかなかありません。ラジオ講座は非常にお勧めの学習カリキュラムです。 ラジオ講座情報はこちらからhttp://www.nhk.or.jp/gogaku/radio.html 上記のホームページで過去の放送を聞くことができるので便利です。自分の生活スタイルに合わせて、毎日聞く環境を整えることが大切です。録音して通勤/通学時間に聞くこともお勧めです。 |
ワンポイントアドバイス(外国語の聴解学習)
- 外国語の学習で日本人が一番苦手なのがリスニングでしょう。
その原因のひとつが子音の聞き取りです。もともと日本語には多くの子音があったと言われていますが、現在はほとんど使われていません。『あ、い、う、え、お』と母音のみで、ひとつひとつの発音がはっきりと聞こえます。このような言語音声構造からも日本人にとっては子音が含まれている外国語の聞き取りは簡単ではありません。
- 但し、日本人でも外国語が堪能な人はたくさんいます。様々な過程を経て、そのステージに到達していると思いますが、以前、英会話ラジオ講師がふと話した言葉がありました。『英語の母国語話者でも英語の会話を100%一字一句聞き取ることは難しい』。
- それまでは全ての単語を耳で追って、全ての言葉を理解しようとしており、そのスピードについていくことができないでいましたが、この言葉を聞いてからは、大意をつかむことに集中し聞くようにしました。 それから、不思議なようにコミュニケーションが取れるようになりました。 細かい意味はわからない部分があっても、全体の意味がわかり、キャッチボールができるようになったのです。